浅野 裕哉 (Yuya Asano)English

AI学習コンパニオン

資格試験を目指す社会人が、試験当日まで勉強を続けられるようにする3Dの学習パートナー

役割
設計・開発(単独)
期間
2025年〜現在
使用技術
React、Three.js、three-vrm
対象
資格・免許試験を目指す社会人
Teaching the companion while studying for a networking certification

    Illustrative conversation. Labels show the expression the 3D character plays on each line.

    課題:勉強が続かない

    資格や免許の試験を目指す社会人の多くは、仕事と両立しながら1人で勉強しており、試験のずっと前に勉強をやめてしまう人も少なくありません。多くの人にとって、難しいのは内容そのものよりも、勉強を続けることです。

    このプロジェクトのテーマは学習の継続です。コンパニオンは独自のキャラクターを持つ学習パートナーで、学習者と同じ内容を一緒に学び、学習者の発言に反応します。勉強を孤独なものにしないことで、学習者が勉強に戻ってきやすくすることを目指しています。

    教えることで、より深く学ぶ

    各セッションの中では、学習者がコンパニオンに教えます。これはコンパニオンの目的ではなく、学習効果を高めるための機能です。人は誰かに説明するとき、内容をより深く学ぶ傾向があり、これはプロテジェ効果と呼ばれています。ティーチャブル・エージェントの研究を生かし、コンパニオンは自分がわからない点を伝え、新しい例で考えを言い直し、ときには学習者が気づけるような、もっともらしい間違いをします。

    開発

    コンパニオンは、ブラウザ上で動く3Dのアニメ調キャラクターです。表情やジェスチャーは対話に連動しており、決まった待機アニメーションを繰り返すのではなく、学習者の発言に反応します。

    体をすり抜けないジェスチャー

    表現豊かなジェスチャーには、難しい問題があります。あごに手を当てたり、胸の前で腕を交差させたりすると、手がキャラクター自身の体をすり抜けてしまい、一気に没入感が失われます。そこで、ジェスチャーごとにリアルタイムで自己衝突を回避する、逆運動学(IK)のレイヤーを開発しました。その場しのぎの補正ではなく厳密な保証を持たせつつ、一般的なノートPCのブラウザでも滑らかに動くようにしています。

    ここに比較動画が入ります:衝突回避あり・なしの同じジェスチャー